09. 感情的な社長の事が理解できない。。。

09. 感情的な社長の事が理解できない。。。

堀口さんの転職コーチングを受けて無事に転職して半年。私は仕事に疲れ果てていた。その原因は、社長との関係についての悩みだった。
社長は、ブレインストーミングをするときには、自分が気に入らない意見は全力で否定して自分の主張を押し通す。トラブルがあったときには、感情的になって、一方的に30分以上社員を攻めることもあった。
私は社長の感情的な対応が理解できなかった。「社長なら自分の感情をきちんとコントロールすべきだ」と考えていた。半年前、あんなに前向きに毎日を過ごしていたのに…。そんな自分を変えたくて、半年間お休みしていたコーチングを再開した。
 
半年振りの堀口さんのコーチング。私はいまの会社で働くことがどれだけ大変かを話した。私ががんばっているのを認めてもらいたかったのだ。「社長、相当疲れてますね。社長は口には出さないけど、大変なんじゃないですか?」というものだった。その言葉に私は戸惑った。「そういえば、『私も大変なのよ。外はつらいんだから。社内にいるときくらいゆっくりしたい』といってました」というと、「それは社長もつらいなぁ! まずは社長を温めてあげないと。社長という枠を外して、1人のKさんとして考えたほうがいいですよ。『社長だから~するべきだ』という考え方は依存ですから」というフィードバックが返ってきた。

これには驚いた。「~だから~するべきだ」という考え方は、依存だったのか! そして「社長を温める」という言葉が私の心を強く揺さぶった。まずは「社長を温める」という温かい気持ちを私がもって変化しなくてはならないのか! この言葉に、社長をいままでとは違う側面から見ることができるような気がした。
「社長を温める」という視点をもってから、少しずつ社長を「社長」という肩書を通してではなく、1人の人として見るようになった。そして、毎日全国各地へ出張している社長に感謝の気持ちをもてるようになった。
面白いことに、私の気持ちが変わると急に社長との接点が増えていった。1人の人間同士で話をすると、社長は信念をもって仕事をしている1人の女性だった。
「社長も1人の人間。私とは違う立場・考え方・感じ方がある」と考えるようになると、冷静に状況を見られるようになった。そして、社長の感情的な振る舞いに左右されることなく落ち着いていられるようになった。

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