17. 「今」冴えない自分には、将来の期待もできない

17. 「今」冴えない自分には、将来の期待もできない

社会人3年目で25歳。
決して焦るような年齢じゃない。これからだと思う。
でも、「今」冴えない自分には、将来の期待もできない。
そんな自分を心の底から変えたかった。変わりたかった。

僕は、コミュニケーションで気になっていることを話した。
「そうですねぇ…やっぱりコミュニケーションの部分だと思います。 自分がどんなこと勉強してるのかとかもあまり話しません。 あと、以前NHKのテレビに出たことがあるんですけど、
その時も親以外にはあまり話しませんでした」

「テレビともなれば、普通は話しますよね」

「いろいろとあとから言われるのが面倒臭いと思ってしまうんです。 言ったとしても、周りに何がみとめられるわけでもありませんし。。。」
「じゃあ、言えるときがくるとしたら、どんなときですか?」

「結果を出せたときだと思います。今のところ、周囲に認められるような結果を出してないから立証ができないんです。仕事面での悩みもこれがあるんです」

やはり引きずっているのは、大学の友人との出来事だ。 いつか、笑った彼らを見返すような結果を示したい。 そう思っていた。

不意に堀口さんに聞かれた。
「仕事でどんな感情を得てみたいと思っているんですか?」

「周りがどう思っているかわからないけど、僕個人としては感動してみたいです。 それが達成感にもつながると思うし」

「なんか、周りがどう思っているかわからないけど…って口癖になっていますねぇ」

「!!??」

確かに…そのあと、自分の中で考え込んでなかなか言葉が出てこなかった。
「周りじゃなくて自分の考え方次第なんだ」と思っていたから、
それを行間で伝えようとしていたのかもしれない。

実際にはその逆で、強烈に周囲を意識しているのは他ならぬ僕自身なのだということを暗示している口癖だった。

「結局のところ、結果じゃないし、周りの言葉でもありません。 結果残したって周りは『ギャフン』ってセリフ言わないから。 自分がどう進みたいかだけですよ」

滑稽だった自分に気がついた。
「確かに!」と笑っていた。
僕はまた、今までの自分をちょっと超えられた気がした。

映画を紹介された。
『ココ・シャネル』
「この映画を見ると、自分らしく生きることってどういうことかわかりますよ」

最後のセッション前に、『ココ・アヴァン・シャネル』を観てきた。
創業したシャネルの真髄は、徹底的な「シンプルさ」にあった。
服装だけでなく、考え方や生き方までも。

シンプルだからこそ、自分らしさを追及していける。だから自由なんだ。
自分の直感を信じて、自分がやりたいと思うことを今からやっていく。
できないこと、やらない言い訳を探して、行動していない自分がいるだけで、
常に道は開かれている。 この言葉にそんな気付きを得て、ずいぶんと変わった自分がいることに気がついた。

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