24. 不安が消えたら、どうなりたいかが見えてきた

24. 不安が消えたら、どうなりたいかが見えてきた

路面店でセレクトショップをしている。
これまでお店を続けてきたにもかかわらず、自信がなかった。
暇が怖い。休みの取り方も上手く出来ない。仕事頑張っても充実感がない。
「自分はこれでいいのかな?」の問いばかり・・・。

私のショップの近くにはマンションが多く、通りを歩く人も多い。
フラッと立ち寄るお客様も多い。店の入り口で掃除をしていると、通りがかる人はみんな挨拶してくれる。

「この前、ショップに入ってきた親子のお客様なんですが、
『こんにちは!』って言ったら・・・無視されて、なんだか悲しくなったんです」
「東京じゃ当たり前ですよ そんなこと。みどりさんはいいとこ住んでいますね~みんな挨拶するなんて、いい人たちに恵まれていますね~」
堀口さんはサラリと言った。
「え! そうなんですか?私、恵まれてるんですか・・・」

ビックリした。
当たり前だと思っていたことは、当たり前じゃなかった。
もしかして感謝することだった!? それから、お客様に対して気分を悪くすることがなくなった。
感謝が見つかる毎日。自分の気持ちが一番楽になった。

お客様へ夢中な気持ちが届いたのか?わずか2週間で、いろいろな形で現実に表れ始めてきた。
電話の問い合わせも増え始めた。ブログ仲間からは最近ブログが面白いとコメントをもらったりした。
新しいお客様の来店が増えた。県外のお客様の通販にも繋がるようになった。
携帯ストラップが1週間で30本近く売れたこともあった。写真をみて商品の予約注文も入るように・・・。

本当に不思議な感覚だった。自分自身が一番楽しんでいたのかも。
こだわりぬくことで、本当に洋服が好きで、一つ一つのセレクトする商品に対しての愛情がある自分にも気づけた。お客様をキレイに導くこと。これが何よりも大好きな仕事なんだ!と思えた。

堀口さんは相槌を打ちながらじっと聞いてくれた。まったく否定的な言葉はなく、それどころか、褒めてくれた。
「2週間でだいぶできるようになりましたね!」
「えー!そうですか~!?出来てるんですかって~?」
「出来てるのかな?っていつもおっしゃいますよね。結果出てるじゃないですか!できるようになっているのですよ。できてる。って思って大丈夫ですよ」

私は誰かに認めてほしかったんだ。これまでの私の不安の原因は、自分を認めることができていなかったからかもしれない。「やってるじゃないですか」と、堀口さんに繰り返し言われたことで、やっている自分を認められるようになった。そして、不安が消えた。不安を感じるよりも、どうしたいのか?考えたくなった。

ブログでどんな掲載をしようか・・。どんなイベントをしようか・・。お客様がワクワクする企画は?コーディネイトの提案。「どうなりたい」が解っているから、それに向かうことが自然になった。ネガティブなことがあっても、揺るがない自分。久々に家族旅行へも行った。

コーチからの沢山の承認の言葉を受け取って・・・。
成長を素直に喜べる自分がいること。
お客様がワクワクするようなことも企画していく。
これからも、ずっと・・・。

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