06. 私の中にあった「変化への抵抗」

06. 私の中にあった「変化への抵抗」

コーチング初日。わたしは、セッションのほとんどを 職場の店長のことを話していた。堀口さんは何もいわず、ずっと聞いていてくれていた。わたしは、店長のことばかりをどうして話しているのか、自分でもわからず、でも止めることもできず 話し続けていた。そして、1時間近くたったころだろうか? 堀口さんがいった。

「店長の話をしても何も変わりませんが、自分の話をしなくてもいいのですか?」
私はといえば、堀口さんにいわれてはじめてそのことに気づいたのだ。
堀口さんと話をしていて、あることに気づいた。
「わたし、店長のこと怒っていたのですね。そのことにいま気づきました」

堀口さんは、自分でもなかなか気づいていないところに気づかせてくれる力強い味方だ。
そして、店長についての課題を3つ立てた。

1つめは、まずは「ありがとう」を伝える、
2つめは、店長に何かいわれてネガティブに捉えることがあってもポジティブに捉える、
3つめは、人のためにしている行動を自分でねぎらい。
取り方は相手次第。自分自身と行動を別々に考えるようにする。

これならできそう! とすぐに課題に取り組んだ。
取り組んですぐに気づいたのは、自分のなかに「変化への抵抗」があることだった。
「これまでの自分らしくないから、そんなことできない」という思いがあったのだ

3つめの課題の、自分自身と行動を別々に考える。この意味がよくわからなかった。

そんなとき、堀口さんのメールを思い出した。

「店長のことですが、向こうがどんな態度をとっても基本的には関係ないです」

そうか、自分がどう在りたいか、それが重要なんだ。

そして、いつもステキな態度でいようと心に決めた。このとき、変化への抵抗が消えた。受け取り方も自分次第ということに気づいてから、シンプルに物事を考えられるようになった。

その意識をもつと、店長の態度にも慣れてきて、接することが苦痛ではなくなった。でも、今度は店長に怒りを覚えるようになった。自分でリアルタイムでも感じられるようになったからだ。でも、考えてみると、それも自分がそう捉えているからだ。

なんで、こんなに私は怒っているんだろう? と考えたときに、私は「店長に認めてもらいたかった」ことに気づいた。

店長の態度は、ずっと変わらないけれど、すごくステキな人に見えるようになったし、とても優しい人だと感じられるようになった。

「変化への抵抗」を吹き飛ばす捉え方。私はいま店長に感謝している。

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