04. 決めるのは相手、自分は提案するだけ

04. 決めるのは相手、自分は提案するだけ

私は、相手に期待・依存する傾向が強く、いちいち相手の返事に振り回されていた。
さらに、アドバイスをすることが多い立場として、こちらが一生懸命に考えたり答えたりしたことが、何ら活かされないとものすごく落ち込むし嫌な気分になる。あと、断られるのがこわくてなかなか自分の商品を上手に勧められない。どうしたらいいのか、よくわからず悩んでいた。

その心情を堀口さんに吐露すると、堀口さんはこう話してくれた。

「質問してきた、もしくはアドバイスを求めてきた人が、こちらのいうことではなくて違う状況を選ぶことってよくありますよね。そういうときには、『あなたのいいようになって、よかったですね』と思うこと。発信する側は『これはいいものだから、お知らせまで』と発信だけをする。決めるのはあくまでも相手です」

おお、そうか! 
「どうして●●してくれないのか。よかれと思って言ってあげているのに」から「相手には相手の正義がある」「相手の人生なんだから相手が自分で決めればいい」というように、自分から相手に視点がシフトした。
このシフトは、ものすごくパワフルだ。まず、とにかく気が楽になる。

断るのは相手の自由、勧めるのは私の自由。
そして、相手が一番良いように決める(決めてくれる)ので、
自分は自分が提供できるものを提案するだけ。

決断や善悪判断を自分で抱え込まない。
このことがどれだけ人生をラクにするか、その威力を思い知った。

それから「いうことを聞かないあいつが悪い」みたいに思うことがなくなるため、他者のせいにしなくなります。すべての物事は自分でコントロールできるのだという“自分軸感”が醸成されました。

その上、「決めるのは相手」であるからこそ、自分の要望をきちんと伝えられるようになった。そうすると、無理したり納得のいかない条件で仕事を請けたりということがなくなり、例えば仕事であれば「お請けします。○○円です」などとしっかり条件をいえるようになった。これで相手がOKでなければ、この話は成立せずにおしまい。両者が折り合いつかないのだからそれでいい、ということになる。

「相手の幸せを考える」というと、ちょっと偽善めいて聞こえる、などと受け入れ難い方もいるかもしれないけれど、コーチのおっしゃったことは「相手の幸せを考える=自分の幸せにつながる」ということなので、すっと腑に落ちました。

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